忍者ブログ
2024.05│ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
こはくもなか個人HP「Key_Card」&同人サークル「だぶる★マインド」のブログです★
2009年06月23日 (Tue)
最近、pixivを見てみたら
何だか「ヘタリア」ジャンルがこんな事に・・

>pixivでのヘタリア・腐向けについてまとめHP
http://maruta.be/thinkhetalia

簡単にいうと、pixivでの「ヘタリア」ジャンルにおける
腐向け(BL・同性愛)モノ作品を「検索避け」しようとか、
「マイピク(友人)限定公開」にしようとか
「そもそも、pixivに載せないでHPに置こう」という
自主規制に対しての考え方の論争だそうです。

元々「二次創作」自体がオフィシャルから見れば、
非公認でグレーゾーンな趣味な訳で・・
二次創作系の同人の難しさ・繊細さは昔からありますし。

この問題も肝にあるのは「pixiv」という
男女共に存在する総合イラストコミュニティHPでの
「腐向け」への批判や反感の強さなのだと思いますね。
(pixivは男子が多い為、男性向けが多いですからね。)

その元々が二次創作という「グレーゾーン」の中の表現方法に
「エロ」とか「カップリング」表現の違いがあるだけで
「男性向け」も「女性向け」もそこの所の難しさを知り、
お互いに一種の「寛容さ」を持つべきだと思いますね。

ヘタリアは一度、アニメ版放送に対する抗議問題が起きて
放送中止になったのが過敏になってしまう原因なのだろうと思います。
(ちょっとしたユーモアが判らない頭の硬い人は多いですからね。)

世の中に趣味に合わないモノは沢山あるさ、
うちもハードとかグロ系はキツイけど
その表現の自由を「描くな!」なんていう気は起きないですよw

趣味は人それぞれですから、そういうのを言い出したらキリが無い訳で。

明確に18歳以下か18歳以上で区切る『18禁』と違って、
『腐向け』というのもちょっと手を繋ぐ程度の「ライト」なモノから
ガッツリ18禁+腐向け絵な「ハード」までありますしね。

・・・いや、そもそも「腐向け」ってそんなにいけない事か?

まあ、今はキリスト教に支配された「異性愛主義」のご時勢ですから
「同性愛」というだけで嫌悪感を持つ見聞の狭い方もいますからね。

元々、古代の昔から人間は生きる事に余裕が出来ると
子孫繁栄でなく「生産性の無いセックス」をする生き物なんですよ。
だから生産性が無い「同性愛」をするというのは
子孫繁栄に固執しなくても平気な程、余裕や豊かさの象徴なのです。
これは人間以外にも一部の哺乳類でも認められる現象なのです。
同性愛は古代ローマしかり、近代前の日本もおのこ文化ありますし。

BL・腐向けを描くなら、こういう見識を持つべきだと思いますね。

私は世界的に平和で、人として心が豊かだからこその
「繁殖」に縛られない「自由な恋愛」があっても良いと思いますね。

異性が好きか同性が好きかは、それ自体がその人の「個性」というか。

なんか、「心の自由」が「表現の自由」がという以前の
「他者の個性を認めない」世界というのが怖く寂しく思いますね。

特に最近はこういう思想弾圧、創作弾圧が多いですね。
「二次元・児童ポルノ規制」「二次元・陵辱ゲーム規制」
そして・・ネット上の「腐向け・BL」への偏見と迫害。

立て続けの創作物に対する規制・弾圧・迫害の嵐に
まるで戦争前の「情報規制」や「創作規制」が行われた時の様で
凄く人間性を縛り付けて、ギスギスしていて怖いですね。

私は自分が「自分である為に持っている魂」とか
元来「自由な感性」を押さえつけられるのは一番窮屈で嫌いですね。
調和を取る為に社会規範のルールに合わせる必要性はあっても、
「心の自由」だけはどんな事があっても持っていて良いと思いますね。

ネット普及に伴いもはや『小さな一部のコミュニティ』で無い以上
こういう新しいフィールドでの「新しい弱者探し」や
「思想戦争」や「小さな弾圧」や争いはこれからも起こっていくでしょうね。

私の人生を救ってくれている創作の自由(心の自由)までもが
この世界から無くなったら果たして自分は生きていけるのだろうか。

人はどこまでいっても、何処にいても、どんなに時代が変わっても
この世の「人の醜さ」から逃れられないという事でしょうか・・・
PR
2009年06月04日 (Thu)
 ■性暴力ゲームの製造・販売禁止へ…業界の審査機関が方針
(読売新聞 - 06月03日 14:56)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090603-OYT1T00631.htm

ええ、前回の「陵辱系ゲーム規制」日記で切々と
『【エロゲー】は【フィクション】!!
 あくまで、安全な【創作物】ですから!!』

と声を大にして申してましたが・・

いや、ソフ倫・・もう少し頑張って下さいよ・・

ええ、これからの陵辱系エロゲーは最初に
「これら全ては同意の上のエッチシーンです。陵辱風プレイです。」
―って事になるんですね、わかります。

というか、陵辱系ゲームは
これからは『メディ倫』に移行しそうですねー・・
(メディ倫は、DVD・AVなどの審査委員会です。)
「エロゲーム」じゃなくて「エロDVD」扱いという奴です。

なんというか、意味無いよ・・こんな規制&悪法・・

「エロゲー」たって、デジタルな「0と1」の集合体、
エロイ絵だって「点と線」の集合体、
脚本だって人が描いた「フィクション」
実際には何処にも何も在りはしない『虚構』!!
空想・フィクションは『誰も傷つけない娯楽』じゃないですか!!

『エロゲー』は実際に他者とエロイ事をしている筈もなく、
あくまで、平和的なソロプレイ・オナニーなんだし・・(汗)

うわべだけの『正義』や『倫理』という名の元に、
人が持つ「想像力」という自由が奪われ規制される世界が本当に来るなんて・・

この馬鹿げた法案を本気で推し進める人達は
よっぽど「現実」と「虚構」の区別がついてないでしょうね。

まったく・・オメデタイ人達だな・・
2009年05月29日 (Fri)

>「凌辱系」ゲーム、製造・販売禁止へ
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4143799.html

ああ、アホらしい!!
非常に短絡的で馬鹿げてますよ!!

創作物の「陵辱ゲーム」があるから、現実の『犯罪』が起きるなんて、
そんなので犯罪をしようとするのは
『現実と妄想の区別が付かない狂人』だけです!!
ごく普通の社会性ある『一般人&オタク』ではありえませんよ!!

つーか、むしろ、そこは逆です!!
『現実』の『闇』を描く事も、創作物の意義であり、側面なんです!!

悲しい事に人の世は、二次元的「理想郷」ではありえなく、
現実世界における卑劣な重罪である『強姦』は
古今東西の昔から今に至るまである凶悪犯罪の代表格です。

だからこそ、『人の悪しき部分の表現』として必要なのです!!
『アンチ』を書く為には、その『否定するモノ』も書かなければならない!!

同時に『人は常に悪に引かれるモノ』です。

『闘争・破壊・支配欲』
己の『力』を行使するというのは、
麻薬にも似た、人を興奮させる『快楽』があると思います。

創作物と「暴力」は切っても切れないのはそこにあると思います。
ギャクにおける過剰なツッコミ(暴力)、シリアスにおける暴力表現
『暴力』は、人間の潜在意識にある『快楽』なのだと思います。

『エロ』と『暴力』・・この二つの相性が良いのは言うまでもなく、
『性欲』と『暴力』が、同じ『原始的な快楽』だからなのでしょう。

『原始的快楽』って、凄く大事なのですよ。
「食欲・性欲・睡眠欲」
これらは動物が生き抜く為に、最低限必要な欲求ですからね。

よく己の欲望に任せて生きるダメ人間を
『ケダモノ』と言いますが、言いえて妙と言う訳ですねw

人の良い側面『道徳心・規律・思い遣り・絆・愛』など・・
『悪』に惹かれながらも、人は他者との繋がりや思い遣りという
善意に囲まれているからこそ、悪を跳ね除ける訳で…

私は創作物として人のダークサイドを描き、その欲求を露にさせる
『陵辱系』エロゲームは決して嫌いではなく、結構好きな方です。
『悪への欲求』は、人は秘めていますからね・・
それは普段の社会性の中で『善良』であれば、あるほどに・・

こういう『反社会的・非道徳なモノ』というのは、
むしろ得てして『道徳心が高い人程』快楽を覚えるモノです・・
人として禁止・抑制されるからこそ、その禁欲を破る快楽というか・・

「そういうモノ」をあくまで『擬似的に』
楽しむ事が出来る事も『創作物』の良さであるかとw
実際に「悪の魅力」を楽しむと『犯罪』ですしw

私も現実社会で「非道徳的な人」って大嫌いですしね★

まあ、18禁エロゲーの最初の注意事項画面の殆どに
陵辱・痴漢・犯罪系有りのゲームでは
「これらの内容は全て犯罪です!!絶対にしちゃダメだよ!!」
「決して『犯罪』を推奨する物ではありません!!」とか

どう見ても小学生風なキャラがロリロリな甘いボイスで
「このゲームの登場人物は全員18歳以上だよ、お兄ちゃん★」とか

―は、必ずありますからねー・・w

「18禁エロゲー」は、あくまで楽しく安全な『創作物』なんです!!

人類繁栄の礎は『性欲』『エロ』です!!
性的な趣味・趣向なんてモノは、それこそ多種多様だと思います。

言うまでも無く、綺麗なだけの人間なんていません。
他人には決して見せない側面は、誰でもあるモノでしょうし。
ただ人としてより良く生きる事を努力する事が一番大事だと思います。

大体『ゲーム』だけを規制する事自体が無意味でナンセンスですよ!!

映画でも良くあるテーマだし!? ドラマは!? 小説は!?
「ポルノ映画」や「AV」に「官能小説」に至っては、どうなのよ!?

こんな事で創作における『闇の扉』が閉じられるなんて・・(切ない)

大体、陵辱系禁止だと・・
私が大好きな神作品を輩出している
「Leaf」「エルフ」「TYPE-MOON」
「アリスソフト」のゲームとか殆ど全部ダメだしね・・

闇の無い光なんてありえないよ!!
心の中の「光」と「闇」の『葛藤』は『人間の一大テーマ』だよ!!

もう「18禁ゲーム」ばっか叩き過ぎじゃーーーー!!

18禁だからこそ、規制する中でこそ書ける作品は沢山あるよ・・

これら規制の波は、二次元陵辱系に限らず、
二次元エロ、二次元ロリショタ、BLなどには、
圧力が常にありますからね…
大体創作物なんて全部、非道徳的なモノの欠片があるよ。

『創作物』に対しての規制は、
人の持つ自由な『思想』を規制する物だと思います。

なんつうか・・何かと現実世界は息苦しい世の中、
のびのびとした空想の世界くらい、もう少し自由でも良いのにね・・

ああ、只『自主規制』の意味を知らない人には良い薬だと思いますw
エロイ「18禁作品」作ってるなら「自主規制」しっかりしましょう!!
「規制」の中で書くからこそ、光るモノもありますからね!!

『規制の無いエロ』は「ワイセツ物」という立派な『犯罪』ですからね★

皆様も『ルール』と『マナー』を守って、楽しいエロ創作を♪

-----------------------------------------------------------------

『18歳以上』になってから見ようなエロゲ会社リンク★

>アリスソフト公式
http://www.alicesoft.com/

>Leaf公式
http://leaf.aquaplus.co.jp/

>TYPE-MOON公式
http://www.typemoon.com/

>エルフ公式
http://www.elf-game.co.jp/

2009年05月15日 (Fri)
ええ、映画観る前から
「映画観たら、間違いなくグレンラガングッズ買いに走る!」
という宣言通りの事態になりましたw



劇場版のテーマ曲「涙の種、笑顔の花」
アルター製フィギュア「ヨマコ先生」です。

「涙の種、笑顔の花」は・・



劇場版「グレンラガン」を見た人なら、
「グレンラガン」のラストを知っている人ならば
涙無くしては聞けない素晴らしいグレンラガン曲です。

内容的に言うと、W遊戯・闇表・表闇好きな人も
是非是非!!一度でいいから聞いて下さい・・
歌の意味は通じるものというか、同じ痛みと強さを歌った曲だと思います。
いや、もう絶対に聞いて下さい!!損は絶対に無いですから!!

グレンラガン曲と言えば、しょこたんですが・・
今回もとても素晴らしかったですーーーTT
歌聞くだけで、胸がきゅってなって・・目頭が熱いです・・

カップリング曲に「空色デイズ」のアレンジもあっていい感じでした。
「空色デイズ」は持ってないので、これで当分聞いていきたいですね。

「グレンラガン全曲集」もめっちゃ聞きたいよーー!!
相方は最近「グレンラガンのDSゲーム」が気になっているみたいですw

そして、アマゾンで40%オフだったので
速攻ゲットした、アルターの「ヨマコ先生」ですが…



いや、これは・・神フィギュア過ぎるだろ・・



劇中のヨマコ先生のイメージまんまというか・・
正にあの画面からヨマコ先生が飛び出した様だ・・



ヨーコさんの様な素敵な人が、人を教え導く教師になった姿は、
映画で見た時も凄く納得で同時に
ヨーコさんの生き方の強さに心打たれました。

あの戦いの後もヨーコさんはヨマコ先生として
皆に愛されていたら良いなと思います。

出来たらヨーコさんみたいな良い女には、
きっちり釣り合う良い男を是非ともゲットして欲しいですね!!

ヨーコさんは器の広い&柔軟性のある本当に格好良い女だと思います。

はぁ・・「グレンラガン」はグッズも素晴らしいのが多くて・・
何かこう・・満たされてるなぁ・・ってしみじみ思います・・

次は「一番くじ・グレンラガン」のきゅんキャラ全部セット
を予約してるのでそれが届くのが楽しみです~♪

ヨーコさんフィギュアも一体、決定版が欲しいのですが・・
凄く一杯良いのがあって、迷います・・ヨマコ先生は別カウントでw

期待は「コトブキヤ・紅蓮編ヨーコさん」ですね~

・・うん、楽しみだ★

はぁ・・「グレンラガン」色ですが、本当に良い作品でした・・
2009年05月13日 (Wed)
「グレンラガン」つーか「シモンさん」を思うと
胸が締め付けられるというか・・なんとも言えない気持ちです…

お陰で脳内が凄くシリアスモードというか、真面目モードなので・・
コメディ脳が止まってて止まっていて、どうしようだよ!!!(汗)
仮にもラブコメ書きとして、コメディ脳が停止してるんじゃ
闇表の原稿が止まってるよ!!わーーーー!!!(汗)

あー・・うー・・そのうちまた戻ると思うのですが…

いや「グレンラガン」という作品が、自分の魂と脳内を貫く位、
超パワーのある作品だったんだなっとしみじみ思います・・

ニアとの別れを見届けるシモンの姿は気高く優しく、
そして、シモンが出来る『最善最良のラスト』だったと、
でも『最高のハッピーエンド』では無いのはわかっているんですよ…

「行くな」って言いたいだろうけど・・けど・・
ニアを想うからこそ、最後まで優しく笑顔で見送ったシモンが・・

ああ・・『グレンラガン』の同人で
多次元宇宙なシモンやニアやカミナで
パラレル同人が多いのが凄く凄くわかります・・・(切ない)

もう、それ位のご褒美がシモンの人生にあったて良いと思うよ!!(爆)

シモンって、本当に特に欲も無く謙虚で、むしろ地味というか・・
只、大切な人達とのささやかな幸せだけを願っていて・・
それなのに、運命はそんな彼からその些細な幸せすら失わせる・・
理不尽を飲み込む、世界を受け入れる強さを持つシモンは気高いです・・

でも、でも・・ああ!!
もう少し幸せになっても良いじゃないかー!!

・・だめだ・・アカン・・
二律背反過ぎる・・・これが人の業か・・

闇様と表遊戯さんもそうなのですが、
大切な人への思い遣りを持つからこそ
「最善最良の選択肢」を選べる強さと
共に居られる、生きていける幸せを願う事は
決して同時には叶わないというか…

人はいつでも自分が選んだ選択肢こそが『最善』なのですよね・・

「グレンラガン」本編でもシモンさんの台詞でありましたが、
「もしも」とか「~だったら」とかではなく、
選び実現させたことこそが、その人が選べる「最善」なのだと…

後悔はしていないし、悔いなど無いとしても・・
それでも・・ただ、生きて欲しかったなと想ってしまう・・
それは人の持つ「弱さ」なのか「幻想」なのかはわかりませんが・・

それでも、私はそう願ってしまう自分の気持ちは否定しきれませんね・・

こういう、割り切れない不毛さこそ・・人間味だと年々思います・・
2009年05月12日 (Tue)
先日観た劇場版「グレンラガン」を…というか、
シモンさんの事ばかりを考えておりました。

シモンにとって、兄貴は『空』で、
ニアが『大地』なんだろうなと考えてました。

暗い穴の中に居たシモンに『空』の広さを、明るさと温かさを
そして、『空』と同じ様に自分達にも無限の可能性がある事を
シモンはカミナから教えられたんだなとしみじみ思いました・・

螺巌編でもシモンを大きく支えた『友を信じ、自分を信じる強さ』も、
カミナが居たからこそ、シモンは持つ事が出来たのだと
紅蓮編が、カミナとの出会いと別れがあったからこそのシモン。

だからこそ、ニアを救う事も世界を救う事も
やり遂げる事が出来る漢になれたのですよね…

兄貴の魂が・・その種が…
シモンの中で育まれ、大きな花を咲かせたのだなと
カミナの魂がシモンの中で生きているのだと…

シモンにとって、兄貴は尊敬し、憧れた『真の漢』だと思います。

その「空」の下で出会ったニアは、
シモンにとって安らぎの大地に咲く『花』なのかなっと…
ニアとの出会いが、お互いを信じる事を、人を愛する事を知り
そして、再び…一心同体の様に想える人を失う痛みを知る。

シモンは物語の中で、常に『絶対的な絶望』と戦い、
最後まで諦めない事で苦難を打破して行きますが
だからこそ、多分人間にとっての一番の『絶望』である
『愛する人の死』との直面が描かれているのですよね。

一度目は、親友・カミナの死を。

二度目は、最愛の妻・ニアの死を。

カミナの死からのシモンの絶望の深さ、痛みの深さは
「紅蓮編」における、シモンにとって最大の試練として描かれ
その『絶望』から再び立ち上がる事こそがシモンの成長の証でした。

だからこそ、ニアの死を静かに受け入れるシモンの姿は
どんなに辛い現実でも、ありのままを受け入れる強さと
包容力は「痛み」を知るからこその「強さ」なのですよね…

全ての事が、喜びも痛みも、その後のシモンを形作っている…

シモンの中でカミナから受け取った想いを胸に
生き続ける事で、共に歩み続けて行くという事を、
「あばよじゃねぇ、一緒だろ?」の台詞に繋がっているのですね…

ニアの想いを胸に、その夢を引継ぎ歩み続けるシモン。
大切な人との絆を胸に、ずっと一緒に歩み続けているのでしょうね…

紅蓮編は、「カミナからシモンへ想いを託す物語」
螺巌編は、「ニアからシモンへ想いを託す物語」

カミナも、ニアも、精一杯自分の持つ全てを
シモンに託して、先に逝ってしまうのですよね。

二人の最後が本当に驚くほど安らかなのは、
シモンなら必ずその想いを受け取ってくれると信じているのですよね。

シモンに信じ愛されたカミナとニアは本当に幸せ者だと心から思います。
二人の想いを受け取ったシモンも、
またそれだけ愛し愛されているのですが…

ニアの死から、現役を引退し去るシモンの後ろ姿は
やはりとても不器用な男だなと思います・・
何も1人にならなくても良いのにと思ったりしますが…
シモンにとっての「自分の居場所」は、
常に自分の大切な人ありきですからね…

元々が繊細で不器用で人付き合いとか苦手な子ですからね。

40代シモンさんとドリル少年との最後のシーンの出会いが
またシモンが人を触れ合うきっかけになる出会いだと良いなと願います。



本当にこんなに魅力的で、格好良くて、一途で不器用で繊細で
自分を信じてくれる人達の為に、自分を信じ貫き通す事の出来る意志
心に優しさと愛と、そして痛みをも受け入れる器のある人は
こんなに考えさせられる、惚れさせられた人は久しぶりに出会えました。

私が出会った中では、遊戯王の表遊戯さんとシモンさんが
凄く近い意味で、私が『尊敬出来る人』として凄く好きです。

何だろう、シモンさんの事をもっと知りたいと今は凄く思います。

ニアのプロポーズでも言っていました
「自分とは違うからこそ、貴方を知りたい。
 私が好きだからこそ、もっと貴方を知りたい。」

惚れ込んだ人物だからこそ、もっと知りたい、少しでも理解したい
そういう想いに駆られる作品に出会えたのは嬉しく思います。
2009年05月11日 (Mon)
劇場で「グレンラガン紅蓮編」を観て、
あの感動から早くも半年・・

遂に『螺巌編』を観てきましたー!!

シモンさんや皆がどんな絶望的な状況になっても
最後まで絶対に諦めない心・・
それが自分達の明日を切り開くドリルとなる・・
熱かったです・・凄く熱く気高かったです・・

ヴィラルや螺旋王…
かつて、敵だった者達との関係性の変化…

シモンと出会う事で変わっていく全ての人達の心が1つになって、
集結し結束して、大きな力になる様は圧巻です。

絶対に諦めないシモンの姿を見て、皆の魂が奮い立つというか、
これぞ、大グレン団の戦いという感じでした!!

グレンラガンは全部壊れ、もう最後の最後で
アンチスパイラルとシモンが拳と拳での一騎打ちになる所は
本当にシモンの諦めない意志と人を信じる心の強さの賜物だと思います。

人を信じる心、未来を信じる事、可能性を信じる強さ
シモンが『皆の明日』を掴めたのは、その力だと思います。

そして、アンチスパイラルが敗れシモンへ未来を渡したのも
そんな彼らを信じて見ようと思えたのかもしれませんね。

「人を信じて欲しい。」

シモン自身すら人の持つ『怖さ』を知っているのに、
それでも人を愛し、信じられる力こそが
シモンが持つ強さなのかもしれませんね。

本当にシモンさんは、愛と包容力のある男だと思います…

--------------------------------------------------------------

ただ、ラストのシモンさんの事を思うと
とても胸がいっぱいになります・・

紅蓮編では、戦いの後・・
カミナの意志とその熱き魂を胸に、
兄貴が目指した未来へ向かって生き続けるシモンの姿が…

螺巌編では、戦いの後・・
愛するニアへの想いを胸に、
彼女が思い描いた夢を実現する為に
自分の人生を捧げ生きるシモンの姿が…

シモンは常に『愛する人の夢を叶える事』が生き甲斐なのですよね。

カミナが描いた夢を実現する為に「カミナシティ」を作り・・
(太陽の下で皆が笑顔で暮らせる町を作る事)

ニアが描いた夢を実現する為に
「井戸掘り」をして、花の種を植え続ける事…
(荒れ果てた土地に水を引き、花や緑と生き物で一杯にする事)

シモンにとって大切な人が思い描いた願いを
コツコツと自分が力になって実現していくこと
それが『シモン自身の幸せ』に繋がっているんですよね・・

この作品のラストまで見ると、
本当に不器用で一途な男・シモンが持つ
深い愛情と優しさを感じます・・

ただ、こう・・シモンは、
なんでもかんでも、一人で背負い過ぎというか…

ブータ(小動物)と2人旅なのが、
なんかこう物寂しいというか哀愁が漂うというか・・

もうね・・悲しいなんて軽々しく言える筈もなく、
ただ、シモンさんが物寂しいんですよ!!

『オレとニアが2人で1つの夫婦になろう』
という魂の一体感を願うシモンさんのプロポーズは、
『個人と個人の自立からくる相互理解』
を大事にするニアには全否定されてますが(笑)
ニアの死によって、図らずも『想いは1つ』という
シモンさんの願いが叶う形になってしまったのが皮肉ですね…

仲間達の元を去り、一人でニアの願いの実現の為に
旅するシモンさんの姿はある種の独占欲なのかもしれませんね。

仲間達がいたら絶対に
『皆』で『ニアの願い』を叶えてしまうでしょうね。
だから、只1人で『ニアの願いを叶える為に生きるシモン』は
ある意味では、『幸せ』なのかもしれないですね…(切ない)

シモンにとっての世界は、
シモンにとって愛する人達、そのモノなのですね…

空を見上げ、天の星は人の光、
戦う為でなく、仲間を作る為に飛び立つ人達。
戦いではなく、人々の輪が広がる姿で物語が閉じる事に
『グレンガラン』という作品の持つ
独特な『人間に対する希望』が見えた気がしました。

やっぱり、「グレンラガン」は
『シモンという男の物語』だと私は感じました。

群集劇としての魅力的な人間模様も勿論醍醐味ですが、
この物語の「繊細さ」や「優しさ」
「痛み」をシモンが一番体言していると思いました。

出会いと別れを繰り返しながら、それでも前に進んで行くシモン。

カミナが認め尊敬し、ニアが愛した男の背中は
やっぱり気高く格好良かったと思いました。

本当に、シモンには幸せになって欲しかったな・・
もっと、もっと・・わがまま言ったって良いと思うよ・・
でも、痛みに耐えて笑うシモンの姿は・・本当に強かったです。

ありがとう、『天元突破グレンラガン』!!!



>劇場版「天元突破グレンラガン螺巌編」公式サイト
http://www.gurren-lagann-movie.net/


----------------------------------------------------------------


・・シモン好きとしては、
シモンがニアや兄貴に愛されて幸せな同人誌が読みたいですw

というか、そういう本でも読まないとやってられんよ!!(爆)

わー!!もう、シモンにもっと幸せになって貰いたいんだー!!

シモン×カミナとか、ニア×シモンとか読みたいよー!!

P・S
アニメ版本編もそろそろ見始めたいですね…絶対面白いだろうな…
2009年01月18日 (Sun)

毎日はお天道様が出ている明るい時間は地道に家事をしつつ、
夜になったら、また地道に原稿をやりつつ過ごしております。

そんな中でレンタルDVDで
「史上最強の弟子ケンイチ」3&4巻を見ていましたw

いや前にも書きましたが、やっぱり「ケンイチ」は面白いよ!!

もう、見れば見るほど惚れ込む作品というか・・

原作の単行本とかも、俄然に読みたくなってきたというか、
ぶっちゃけアニメ版のDVDが欲しいよ!!買いたいよ!!高いよw
あー・・また一年アニメにドハマリしてしまった・・・

鑑賞したのがまだラグナレク・辻VSケンイチさんですが・・

おお、とうとう!! ケンイチさんが梁山泊の内弟子に!!

師匠達による弟子一号・ケンイチ争奪戦もここまできたかーw(笑

師匠と寝食を共にしての修行の日々・・

いや、もうこの『修行パート』が面白くて面白くてw

もう、師匠達もケンイチさんも美羽さんも、
可愛くてカワイクテ・・もう顔のニヤニヤが止まりません・・

少年漫画でこんなにも修行&努力パートを
熱く面白く書けるなんて本当に素晴らしいぜ!!

ウッカリ、練習中に打ち所を誤って
心配停止しちゃうケンイチさんとかあるのが怖いですけどねw

しかし、アパチャイさんが「手加減』を習得する話はよかったなー・・

アパチャイさん可愛いよ、かわいいよ、マジで可愛いよ・・

普段はとても心根のとても優しい男なのに、
全力攻撃が反射の域にまで達している名人な余りに
大事な弟子のケンイチさんに
上手く手加減が出来ない事に思い悩むアパチャイさんが・・(涙)

ラストのオチまで可愛くてサワヤカで
でもギャグもしっかりで本当に安心出来る作品だわー♪

ええ、明日も続きの5・6巻を借りてくるぜーーーー!!

お近くで見れる環境がある方は、
アニメ「史上最強の弟子ケンイチ」がオススメですよ★

2008年11月13日 (Thu)
最近はこの前の休みの日に見た
「劇場版天元突破グレンガラン・紅蓮編」の
感想をヒカリさんと熱く語り尽くしていますw

グレンラガンは一話だけは、見た事があったのですが、
それ以降は見る機会が無かったので、
近くの映画館で劇場版が上映中とあったので思い切って見てきました★

いやーー!! もう!! もうもう!!!
凄く王道で誠実なロボットアニメで面白かったですーー!!
『アニメとはかくあるべき!!』な素晴らしいアニメでした!!
もう、ラストは熱い涙がボロボロとこぼれ落ちてましたよ・・

キャラクターでは、どうやら私はシモンさんが一番大好きなようです★
アニキもヨーコさんも、本当に人が出来た素晴らしい人だと思いますが
一番感情移入してしまったのは、他ならぬ主人公・シモンさんでした。

自分に自信が持てなくて気弱なシモンさんの持つ、
ひたむきな強さと繊細な弱さの間に心揺れながらも
最後に「友との絆」から受け取った力と自分自身を信じて、
絶望から立ち上がる姿が本当に気高いなと感動してました。

ラストのシモン復活シーンは、
本当に身震いするほどの爽快感&シモンさんが気高かったです・・

「兄貴は死んだ!もういない!!」

「だけど!!オレの背中に、この胸に!1つになって生き続ける!!」

「オレを誰だと思っている!!」

「オレはシモンだ、カミナの兄貴じゃない。」

「オレはオレだ!!」

「穴掘りシモンだ!!」

この一連のセリフは残された者の辛さ・悲しみ・痛みを
かけがえのない想い出と共に、
全て受け入れて生き続ける覚悟と強さを示す
素晴らしい熱い漢のセリフだと思います。

劇場版「天元突破グレンラガン・紅蓮編」は、
是非とも私と同じ様にグレンラガン初心者に見て貰いたい素晴らしい映画でした★

もう、映画版ED曲「続く世界」を聴くだけで、
自然と涙ぐんできますよ・・アニキィーーーーー!!(涙)
しょこたんの歌は初めて聴きましたが上手いね、本当!!
あのハードでロックな曲調と感情を込めた悲痛な歌声は本当に凄すぎます。

いや、もう映画を見た熱い感動と勢いで
「2009年グレンラガン・カレンダー」と
劇場版ED曲「続く世界」と
リボルテック「グレンラガン」買っちゃったよ!!

「続く世界」の歌詞をじっくり読むと
本当に「グレンラガン」まんまの曲で
もう・・涙で前が見えませんよ・・

あの戦いで残されたシモンやヨーコさんの悲痛な想いと願い
大切な人を失ったとしても、それでも変わらずに
『続いていく世界』を生き続ける事・・


さよならさえ云えないまま

こぼれ落ちる君のすべて

放さぬ様に握りしめた

この痛みもこのぬくもりも


なんて、シモン⇒カミナ・・
いや、兄貴を想う皆の歌なのですけど。

この歌の歌詞のラストの救いのパートがまた良いですね・・

もしかして、あの時

こんな気持ちでいたの?

今 僕の隣 君が微笑んだ

きっといつまでも…

いつか、そう思える程、遠くまで来て、
それでも想いが一つだと思えるなら、
それこそが魂が永遠を生き続けている事なのでしょうね。
誰かの想いの中で、その魂の光に支えられる人達がいる事。

そういう『形に出来ないモノ』を残す為に、
人は懸命に生き続けているのかもしれませんね。

ありがとう、『天元突破グレンラガン・紅蓮編』!!

来年やる後半の『螺巌編』も必ず見に行きますよーーーーーー!!!

いや、何というか自分も兄貴と同じ様に
『あのシモンの背中に笑われない様』に
頑張って生きなきゃいけないなと思いました。

いや、年の終わり近くで素晴らしい作品を拝見出来て幸せでした。
残り少ない一年も頑張って生きて行こうと思います。
2008年10月27日 (Mon)

そんな訳で、昔「同人音楽」が好きな時期もありましたが
今流行の皆大好き初音ミクには、どうにもこうにも

『やっぱり、ボーカロイドは技術は素晴らしいと思うが
 あのデジタルボイスっぷり、どうしても苦手だなー・・』

―と言っていましたが、
とうとうそんな私でもツボに来た曲を発見しましたw

>初音ミクオリジナル曲「ワールド・イズ・マイン」特設HP
http://supercell.sakura.ne.jp/wim/

オリジナル曲をメインに今さら聞いてみた中で一番、
好みだったのでMP3でヘビーローテーションしてます★

この曲の音楽・歌詞・ミクの歌わせ方、その融合に最初は正直驚きました。
いや、ここまで出来るんだなーっと・・素直に凄いですね。

「世界で一番のお姫様、そういう扱い心得てよね!」という
キャッチーなフレーズもロマンチック+強気でグッときました★

個人的に「ツンデレ」というよりは、「ツン」が好きな自分としては
こう「ツン・ツン・デレ」位の微甘な感じで良いですねw

ただ、ラストのデレパートな歌詞がなんか好きじゃないかもw
(どれだけ「ツンデレ」のデレ嫌いなのですかw)

この歌詞が「恋人未満同士」でツンデレだと、
よくあるギャルゲ的なツンデレの王道である、
『ハッキリ告白してない、片想いでツンデレ』だと
個人的には、押し付けがましい恋愛な感じがして好きじゃないというかw
ちゃんと恋人同士で『私の事、ちゃんとお姫様扱いしてよね!』な方が
リアル彼女のよく想う気持ちっぽくて良いなと思ったりしました。

―というか、この曲が「絶対可憐チルドレン」の
「チルドレン×皆本」に聞こえてしょうがなくて
脳内で「チルドレン3人⇒皆本」で激しく萌えたのは秘密ですw
「お姫様になりたい」話が、原作にあるのでピッタリ過ぎるなっとw
あのお姫様ドレスの3人がこの曲歌ったらハマルなーっと♪

そういうチルドレンの手描きMAD見たいぜーーーーー!!!

個人的にも、大変好きな曲なので是非とも
『人間の歌い手さんが歌ったバージョン』が聞きたいですね。
いや確かに、この初音ミクさんも大変上手いのですが、
やっぱ生の人間の歌い手さんの
繊細な感情の機微や緩急の付け方と比べてしまうと
どうしても、まだ負けてしまうな思ってしまいますね。

あー・・ミク嫌いじゃないのだけど、何と言うか・・スイマセン(汗)

でも「ワールドイズマイン」は良い曲なので
趣味に合う方は一度聞いて見ると良いと想いますよ★

Prev1 2 3 4 5  →Next
ツイッター
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
アーカイブ
最新コメント
[10/01 こはくもなか]
[09/28 みゆ]
[09/28 みゆ]
[11/07 シンクロフェザー]
プロフィール
HN:
こはくもなか
性別:
女性
職業:
オタク同人・腐女子
趣味:
オタク活動全般
自己紹介:
アニメ「遊戯王DM」の『海馬瀬人』と、CPなら『闇遊戯×表遊戯』好きな同人女です★
基本的に「好き合ってるCPなら性別気にしませんw」
ドール・フィギュア・ミニチュア等の立体系オタでもあります。
pixiv☆