こはくもなか個人HP「Key_Card」&同人サークル「だぶる★マインド」のブログです★
そんなこんなで、やっと前売り券を買っていた
今年のポケモン映画「ビクティニと白き英雄レシラム」を観てきたぞー!
大まかな感想として・・
今年のポケモン映画は
ビクティニ>[越えられない壁]>ドレッド=サトシ
>>デント・アイリス(サブ要因)>白黒伝説ポケ(壮大な台詞要因)
―というキャラクター比重のお話でした。(真顔)
始まりは何処にでもあった『ポケモンと人間の友情』
『ビクティニと王様のたった一つの絆』
亡くしてしまった大切な人を想い続け、
結界に囚われながら千年の孤独を抱えていた
ビクティニとサトシの新しい出会いと友情物語でした。
ビクティニさんが本当に白と黒
2つの心の側面を併せ持った魅力的な人物でした。
普段はかなりの人見知りではありますが無邪気で
明るく周りに気を使える心優しいポケモンなのですが
その明るく愛らしい外面とは裏腹に・・
胸の内に秘めた、かつて失った友への悲しみと
千年もの間、結界に閉じ込められてしまっている現状。
元々内向的で臆病な性格の子ではありましたが、
(人間を恐れ街の中でも人と触れ合う事も無く
透明化して生活していたり、
初対面のサトシとのじゃれ合いで
急に怯えて泣き出してしまう位ド繊細な子なのです!)
過去『大切な友(王様)との死別』
現在『街の結界に閉じ込められた不自由な生活』
物理的にも精神的にも『囚われている子』なのです。
ビクティ二は本当に王様(おじいさん)が大好きで仲良しで
千年経った今もお爺さんと一緒だった過去の思い出だけを胸に生きていて
自分が生きる目的も喜びもお爺さんを失ってしまった時から
ずっとビクティ二の中での時間なんて止まっていて、
自分の心は立ち止まっているのに歳月だけは移り変わって置いていかれて
お爺さんが居なくなってしまった街にずっと1人で取り残されて。
いつか街の外に出て『海が見たい』というのが願いだった子なんです。
ちょっとしたきっかけでサトシと出会って、
サトシさんはいつも通り仲良くしようとするのですが
ビクティ二の方は本当に少しづつ、
自分の閉ざしていた心を開いていくのですね・・
閉ざしていた心の中にはビクティ二が千年間
我慢していた辛い事、悲しい事も沢山あって
サトシさんはせめてビクティ二を
「海に連れて行く」という願いを果たそうと
ビクティ二の為に親身になってくれる話なんです。
中盤からビクティ二さんの力で
過去に王様が納めていた緑の郷を復活させようと
大地の民の末裔・ドレッドさんが懸命に頑張っちゃうのですが
余りにもピュア過ぎて周りが見えて無くなってしまったりして。
『理想の勇者と真実の勇者』
2人の王子の戦いもそうでしたが
多分誰も間違って無くて、多分全員が基本善人で
そして全員が『自分が正しい』と想う事をしていて
それが時に他人とか周りが見えなくて傷つけてしまって
どうして、こうなったという善意の悲劇が止まらなくて
様は公明正大な大きな事をしようと夢中になる余り、
自分の足元の小さな身近な大切の事を疎かにする事の愚かさ。
本当の『英雄』と言うのは、
そういう小さな傷付く人達の涙を悲しみ、
身を呈して助けようと動ける人の事で
でも、そういう献身的で自己犠牲が伴う行いをする人というのは
十中八九、良い人の早死にというか、死んでしまう人で
『死んで英雄になったって喜ぶ人なんて、
本当は誰1人居ないんだよ』っていう
お話だったと私は感じた映画でした。
千年前の王様も皆を守って死んでしまったけど、
残された友・ビクティ二に最後まで謝っていました。
たった一人置いていく事を、
自分に力を貸してくれた友の自由を奪ってしまった事を、
ビクティ二を本当に心配して心残りに想って逝ってしまって。
『ただ、友達を助けたい』とビクティ二を救う為に闘う
サトシさんもやっぱり友を守って死にそうになって・・
それぞれの「英雄」をテーマしながら「英雄」否定し
『みんな、ただの人間なんだよ』としたお話でした。
ただのポケモン大好きのサトシさんだからこそ
孤独だったビクティ二の辛さに共感し、
苦しむ友達を助けようと行動出来たんだと思います。
そのサトシの思い遣りにビクティ二は心を開いてくれて
今まで悲しみで止まっていた時を乗り越えて、
友との思い出支えに未来へ向かって新たなスタートを出来て
本当にビクティ二さんが心から救われて良かったなと思いました。
ビクティ二の新しい目標「荒廃してしまった緑の郷の復興」
お爺さんと過ごした想い出の地を元気にする事。
ビクティ二さんにとってこの千年は大切な物も沢山失って、
泣いたり、傷付いたり、孤独に立ち止まったりもしたけれど
それでも過去の幸せな思い出を支えに、
未来へ向かって前を向いて生きて行く事こそが
ビクティ二さんにとっての『大切な人との絆』なのが泣けてきました。
多分私はビクティ二さんがポケモンじゃなくても好きになったと思いました。
それだけビクティ二さんの心は人間と変わらない沢山の想いがあって
悲しみを乗り越え自分の想いを胸に未来へ生きる事を決めたビクティ二さん
少年漫画的な『強い力や意志』ではなくて
『思い遣り、慈しみ』だけが
傷付き孤独や絶望にある人を救う事が出来る事。
ポケモンと人間、双方の異種族間友情の素晴らしさを改めて感じました。
きっと誰もがいつかきっと避けられない「死」という別れがあって、
もしかしたら、その悲しみに打ちのめされそうになっても
自分が1人では無い事、誰かに支えられている事
そして、自分を愛してくれた人の為にも自分が生きる事の大切さ・尊さ。
大切な人の想いと共に生きる事もまた1つの絆なのだと思いますね。
長い時間を生きるビクティ二にとっては一瞬かもしれない人間の時間。
でも、その一瞬を愛して大切に想う事がきっと永遠なのだと。
お爺さんとビクティ二の心は、これからもずっと一緒で
でもその「ずっと一緒」というのは、きっともう「過去」じゃなくて
「未来」へ向かって、ずっと一緒に歩んで行けるんだと。
ビクティ二さん、頑張れ!!ビクティ二さん!!
今年のポケモン映画「ビクティニと白き英雄レシラム」を観てきたぞー!
大まかな感想として・・
今年のポケモン映画は
ビクティニ>[越えられない壁]>ドレッド=サトシ
>>デント・アイリス(サブ要因)>白黒伝説ポケ(壮大な台詞要因)
―というキャラクター比重のお話でした。(真顔)
始まりは何処にでもあった『ポケモンと人間の友情』
『ビクティニと王様のたった一つの絆』
亡くしてしまった大切な人を想い続け、
結界に囚われながら千年の孤独を抱えていた
ビクティニとサトシの新しい出会いと友情物語でした。
ビクティニさんが本当に白と黒
2つの心の側面を併せ持った魅力的な人物でした。
普段はかなりの人見知りではありますが無邪気で
明るく周りに気を使える心優しいポケモンなのですが
その明るく愛らしい外面とは裏腹に・・
胸の内に秘めた、かつて失った友への悲しみと
千年もの間、結界に閉じ込められてしまっている現状。
元々内向的で臆病な性格の子ではありましたが、
(人間を恐れ街の中でも人と触れ合う事も無く
透明化して生活していたり、
初対面のサトシとのじゃれ合いで
急に怯えて泣き出してしまう位ド繊細な子なのです!)
過去『大切な友(王様)との死別』
現在『街の結界に閉じ込められた不自由な生活』
物理的にも精神的にも『囚われている子』なのです。
ビクティ二は本当に王様(おじいさん)が大好きで仲良しで
千年経った今もお爺さんと一緒だった過去の思い出だけを胸に生きていて
自分が生きる目的も喜びもお爺さんを失ってしまった時から
ずっとビクティ二の中での時間なんて止まっていて、
自分の心は立ち止まっているのに歳月だけは移り変わって置いていかれて
お爺さんが居なくなってしまった街にずっと1人で取り残されて。
いつか街の外に出て『海が見たい』というのが願いだった子なんです。
ちょっとしたきっかけでサトシと出会って、
サトシさんはいつも通り仲良くしようとするのですが
ビクティ二の方は本当に少しづつ、
自分の閉ざしていた心を開いていくのですね・・
閉ざしていた心の中にはビクティ二が千年間
我慢していた辛い事、悲しい事も沢山あって
サトシさんはせめてビクティ二を
「海に連れて行く」という願いを果たそうと
ビクティ二の為に親身になってくれる話なんです。
中盤からビクティ二さんの力で
過去に王様が納めていた緑の郷を復活させようと
大地の民の末裔・ドレッドさんが懸命に頑張っちゃうのですが
余りにもピュア過ぎて周りが見えて無くなってしまったりして。
『理想の勇者と真実の勇者』
2人の王子の戦いもそうでしたが
多分誰も間違って無くて、多分全員が基本善人で
そして全員が『自分が正しい』と想う事をしていて
それが時に他人とか周りが見えなくて傷つけてしまって
どうして、こうなったという善意の悲劇が止まらなくて
様は公明正大な大きな事をしようと夢中になる余り、
自分の足元の小さな身近な大切の事を疎かにする事の愚かさ。
本当の『英雄』と言うのは、
そういう小さな傷付く人達の涙を悲しみ、
身を呈して助けようと動ける人の事で
でも、そういう献身的で自己犠牲が伴う行いをする人というのは
十中八九、良い人の早死にというか、死んでしまう人で
『死んで英雄になったって喜ぶ人なんて、
本当は誰1人居ないんだよ』っていう
お話だったと私は感じた映画でした。
千年前の王様も皆を守って死んでしまったけど、
残された友・ビクティ二に最後まで謝っていました。
たった一人置いていく事を、
自分に力を貸してくれた友の自由を奪ってしまった事を、
ビクティ二を本当に心配して心残りに想って逝ってしまって。
『ただ、友達を助けたい』とビクティ二を救う為に闘う
サトシさんもやっぱり友を守って死にそうになって・・
それぞれの「英雄」をテーマしながら「英雄」否定し
『みんな、ただの人間なんだよ』としたお話でした。
ただのポケモン大好きのサトシさんだからこそ
孤独だったビクティ二の辛さに共感し、
苦しむ友達を助けようと行動出来たんだと思います。
そのサトシの思い遣りにビクティ二は心を開いてくれて
今まで悲しみで止まっていた時を乗り越えて、
友との思い出支えに未来へ向かって新たなスタートを出来て
本当にビクティ二さんが心から救われて良かったなと思いました。
ビクティ二の新しい目標「荒廃してしまった緑の郷の復興」
お爺さんと過ごした想い出の地を元気にする事。
ビクティ二さんにとってこの千年は大切な物も沢山失って、
泣いたり、傷付いたり、孤独に立ち止まったりもしたけれど
それでも過去の幸せな思い出を支えに、
未来へ向かって前を向いて生きて行く事こそが
ビクティ二さんにとっての『大切な人との絆』なのが泣けてきました。
多分私はビクティ二さんがポケモンじゃなくても好きになったと思いました。
それだけビクティ二さんの心は人間と変わらない沢山の想いがあって
悲しみを乗り越え自分の想いを胸に未来へ生きる事を決めたビクティ二さん
少年漫画的な『強い力や意志』ではなくて
『思い遣り、慈しみ』だけが
傷付き孤独や絶望にある人を救う事が出来る事。
ポケモンと人間、双方の異種族間友情の素晴らしさを改めて感じました。
きっと誰もがいつかきっと避けられない「死」という別れがあって、
もしかしたら、その悲しみに打ちのめされそうになっても
自分が1人では無い事、誰かに支えられている事
そして、自分を愛してくれた人の為にも自分が生きる事の大切さ・尊さ。
大切な人の想いと共に生きる事もまた1つの絆なのだと思いますね。
長い時間を生きるビクティ二にとっては一瞬かもしれない人間の時間。
でも、その一瞬を愛して大切に想う事がきっと永遠なのだと。
お爺さんとビクティ二の心は、これからもずっと一緒で
でもその「ずっと一緒」というのは、きっともう「過去」じゃなくて
「未来」へ向かって、ずっと一緒に歩んで行けるんだと。
ビクティ二さん、頑張れ!!ビクティ二さん!!
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HN:
こはくもなか
HP:
性別:
女性
職業:
オタク同人・腐女子
趣味:
オタク活動全般
自己紹介:
アニメ「遊戯王DM」の『海馬瀬人』と、CPなら『闇遊戯×表遊戯』好きな同人女です★
基本的に「好き合ってるCPなら性別気にしませんw」
ドール・フィギュア・ミニチュア等の立体系オタでもあります。
基本的に「好き合ってるCPなら性別気にしませんw」
ドール・フィギュア・ミニチュア等の立体系オタでもあります。
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