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こはくもなか個人HP「Key_Card」&同人サークル「だぶる★マインド」のブログです★
2016年05月01日 (Sun)
この日記はツイッターにつらつら書いていた
個人的な「劇場版遊戯王」の感想文を
WEB日記用に再編集した物です。

個人の映画感想なので広い気持ちでご覧下さいませ☆

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高橋和希先生、映画製作大変お疲れ様でした。
連載中同様に先生らしい重く絶望に満ちた闇の中にあっても、
人と人との絆に温かな小さな光を感じる物語性。
愛すべきキャラクターの新しい姿をありがとう御座いました。
劇場版の物語を先生の『漫画』という形で心情演出の数々を拝見したかったです。

作画監督・加々美高浩さん&アニメーター皆様。
美しく生き生きとした映像、
それ以上に繊細にして緻密な感情表現豊かな遊戯さん達の新しい姿を
作画を通して表現して頂き誠にありがとう御座いました。
「劇場版・遊戯王原画展」には拝むつもりで拝見させて頂きます。

遊戯さん達、本当にお疲れ様&ありがとう御座いました。
キミ達はやっぱり優しく強い絆で結ばれていて素敵だったよ。
数十年振りのカムバック&
新しい『未来の可能性』の一つを見せてくれてありがとう。
優しくない世界でも決して思い遣りを忘れないキミ達の姿が
本当に私は昔も今も尊敬しているよ☆

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ただ素直な感想は良くも悪くも
「遊戯王最終回後のドキュメント映画」だと思いました。

遊戯王ファンとして観て良かった部分は勿論沢山あります。
「映画」&「アニメ」好きとしては想う事が
それ以上に多かっただけだと認識しております。

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やっと劇場版「遊戯王」を観に行けました。

2時間もあっという間というか怒涛で、あれよあれよでした。
確かに「遊戯王」でした。
ただ「映画」としては良くも悪くもというか…

うん…コレ、どうなんだろう…

劇場版「遊戯王」は映像としては
確かに最高峰の美しさだったと思います。

お話はいつも通りクセのある、とても遊戯王らしさ全開でした。

ただ『映画』としての見せ方が「ドキュメント」作品だと言えば納得だけど、
人に魅せる作品としては「伝える事」よりも「事象の羅列」にしか見えなくて。
正直、見る手としては意味は判るけど感情は置いてけぼりだったよ…★rz

一つの物語を伝えたり一貫したテーマ性を感じさせる事を
放棄というか軽視した作りだったなと…
決闘で物語や登場人物の心情が伝わってこない演出の時点でな…★rz
それって『遊戯王』かな?

何を持って映画と見るかは人それぞれだと思います。
少なくとも私は【設定】と【情報】を事象にあわせて
ただ映像として見せる事を【ストーリー映画】だとは
どうしても思えないかな…
確かにそういう映画もありますけど…
私は楽しめないし面白く無いから進んでは見ないな…

この感情と憤りとしらけ具合と果てしない虚しさはひさびさだなーっと…★rz

好きな作品だからこそ、ちゃんとアニメ作品として描いてもらいたかったよ。

ゼアルの時に「最初のゼアル合体回・ゼアル24話」での憤りと根底がほぼ同じで、
そういえば監督は…ああ、同じだったな…☆rz

過去日記 / [遊戯王ZEXAL]ゼアル24話見ました
keycard.blog.shinobi.jp/Entry/314/

折角の魅力ある作品の愛されているキャラ達の人物描写が
おざなりにされていたり、放置されていたりするのは…
その作品や登場人物のファンとしては
自分が死ぬ以上に口惜しく、悔しく、悲しいですね…

個人的に一番物語性を感じられたのは
藍神さんとセラとマニなどのあの子供達でした…
とても悲しい物語であり、
この『弱者に優しくない世界』では悔しいけど、
実に『ありふれた悲劇』で…
だからこそ、その『受けた痛み』を許せない。
そして絶望の果てにいる彼らの物語が辛く、苦しく鮮烈でした。

本当にもっとちゃんとした物語の形として藍神さん達が観たかった…
「遊戯王」がどうとか関係なく
「一つの物語」として描き切って欲しかった。
『結果』だけなら確かにあるよ。
でも大事なのは『過程の描写』があっての感情移入だから…★rz

製作総指揮は原作者だとしても、
原作者はあくまで「漫画家」
原作者の意向を汲み取って完成品である
『映画』を作るのは映画製作陣なんですよね…★rz

原作者の脚本さえあればというワケではないと思うな…
作者の伝えたいテーマを『表現する手助け』をする事こそ
原作ありきの映画だと特に大事だと思う。

ぶっちゃけ、同じ題材や材料でも監督や演出家が違えば、
全然違うモノが出来上がるのが『映画』だからな…★rz
日本式の個人作家が執筆する『漫画』は
「脚本・作画・演出」全てが一人だからこそ出来る統一感があると思う。

アメコミや海外漫画だと個人作家で一作品じゃなくて、
一つのスタジオの大勢のスタッフでの共同作業で一作品だから作り方が違うとは思う。
共同製作だからこそ出来上がる一人では作れない魅力の素晴らしさもあれば。
一度作品が個々の思惑から空中分解した時の悲惨さは目も当てられないです…

正にバラバラの『事象』という名のパズルの断面を、
ぶしつけに顔面にぶちまけられた映画だったな…★rz

もうこれ以上の感情や感想を言うのは「ネタバレ」に繋がるので自粛します。
ここまでなら「物語のネタ」ではなく「映画手法」の感想かなっと…
「ネタバレ」に含まれたなら申し訳ありません。

「否定」でも「肯定」でもなく、
ただの個人の『感想』なのでお気になさらずー…

ずーっと不安に思いながらも、
応援と一部の期待を込めて
お金出してチケットを買って映画にスタンバイして。
こんな目に合うとは思わんかった…
ショックというより唖然かな。

久しぶりに辛さの余りに思考を停止させそうになった自分に驚いた。

「もう何も考えないで、
ただ自分が気持ち良い所だけ適当に繋げて
楽しめたらきっと楽になれるんだろうな…」と。
「思考の死」を久しぶりに感じた。

感情には振り回されたく無いからこそ、己の感情とは向き合う。
作品を知りたいからこそ作品とは真摯に向き合う。

真摯に向き合った結果、想う事や見えた事、感じた事
自分の感想文を受け止めたりするのは、
人の感想を見るのとは意味が違うから
人それぞれ綴っていけばいいと思う。

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多少、時系列順のつぶやきからは前後してますが
項目別に並べて見る事で改めて再確認などしてみました。

うん「遊戯王」原作が好きだからこそ、
今回の「劇場版遊戯王」が『映画』として
ションボリする部分もあったんだなっと…

遊戯さん達の『その後の物語』として
公式からの「一つの可能性である事」
それ自体はとても素敵な面も悲しい面も
辛く考えさせられるお話もあって……
本当に遊戯王ファンとして、そのドラマのあり方に胸がギュッとなりました。

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数日、時間を置いてからの映画感想。
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劇場版「遊戯王」を拝見してから大分時間が経って、
「映画」部分の感想(色々と)と
「遊戯王」物語としての感想(実に遊戯王らしくて良い物語&テーマだった)と
遊戯王ファンとしての個人感想のそれぞれがまとまって、
改めて劇場版「遊戯王」の良かった所を考えるのが凄く楽しいね☆

純粋にお話として見て思った感想から
自分なりの読書感想文的なお話が書けたら良いし、書きたいなと素直に思える。

書くなら「劇場版の海馬兄弟」か「藍神とセラ」の事が
もっと知りたいし考えたいからチマチマ書きたいなーと…

遊戯さん達については映画も素敵だったから
いつも通り皆の自然な姿を素敵に書きたいな~

劇場版「遊戯王」がBDで出たら買いたいですね~♪
特装版とかのオマケで「設定資料集」とか
付けて下さいお願いします!!(=`ω´=)ノ

あと劇場版「遊戯王」のサントラCDは買うぞー!!
実質「遊戯王DM」のアレンジ曲ばっかりだったしw
勿論、劇場版用の新曲もしっかりオリジナルで聴きたいし♪

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一つの映画作品を気が付きゃひたすら考え抜いていたが、
無理に考えたくて考えたんじゃなくて
自然と考えてしまうからしょうがないのだが
(珍しく心折れて思考放棄しそうになったが)
それでも自分なりにはやっと咀嚼するまで噛み続けたんだなーっと思いました。
また改めて映画を観たら面白そうだ☆

映画は『情報無しの初回鑑賞』から
情報を手に入れてからの二回目・三回目…
映画館でなくBD等での鑑賞でも
新しい発見なんて毎回山ほどあるし。
映画を観てから一年~十年後に
また新たに感じられる事も沢山あるから
だから『映画』は面白いし、
新しい作品を見に行くのを止められないね~♪

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「映画」から自分なりの感想文がまた生まれたので
『良い映画鑑賞』だったと思っております☆
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プロフィール
HN:
こはくもなか
性別:
女性
職業:
オタク同人・腐女子
趣味:
オタク活動全般
自己紹介:
アニメ「遊戯王DM」の『海馬瀬人』と、CPなら『闇遊戯×表遊戯』好きな同人女です★
基本的に「好き合ってるCPなら性別気にしませんw」
ドール・フィギュア・ミニチュア等の立体系オタでもあります。
pixiv☆